タイ旅行を楽しみにしているみなさん、旅行の準備は進んでいますか？観光スポットやレストランを調べたり、ホテルを予約したりと、わくわくすることがたくさんありますよね。タイでの通信手段についてはもう決まっていますか？

インターネット接続手段として注目したいのがeSIMです。eSIMを使えば、設定に時間や手間を取らずに、タイに着いてすぐにインターネットが使えるようになります。地図アプリで道に迷わず目的地に着いたり、おいしいレストランを見つけたり、SNSで思い出を共有したり。eSIMがあれば、タイ旅行が楽しくなること間違いなしです！

この記事では、タイでのeSIM利用について詳しく解説します。eSIMって何？どんなメリットがあるの？おすすめのプランは？設定方法は？など、みなさんの疑問にお答えしていきます。

eSIMとは？

eSIMは「embedded SIM」の略で、日本語に訳すと「組み込み型SIM」。従来のプラスチック製のSIMカードとは違い、スマートフォンやタブレットに最初から組み込まれているデジタルSIMです。

物理的なカードを差し替えることなく、データ通信サービスを利用できます。つまり、タイに到着したら、スマートフォンの設定画面で簡単にタイの通信サービスに切り替えられるんです。

●　関連記事：eSIMのメリットとデメリット！SIMカードとの比較や海外利用について

タイでeSIMを使うメリット・デメリット

タイ旅行ではeSIMを使うと便利ですが、ここでいったんeSIMを使うメリットとデメリットを整理しておきましょう。

メリット

• 手軽：タイに到着後、すぐにインターネットが使えます。空港でSIMカードを購入する手間や時間が省けます。
• 紛失の心配なし：小さなSIMカードやポケットWiFiをなくす心配がありません。
• 日本の電話番号もそのまま：スマートフォンの機種によりますが、eSIMを使いながら、日本の電話番号を使うことができます。
• 複数プランの切り替えが簡単：タイ以外の国も旅行する予定がある場合、それぞれの国のプランを1台のスマートフォンに入れられます。

デメリット

• 設定が苦手な人には難しいかも：アプリや設定画面での操作が必要です。設定が苦手な場合は、カスタマーサポートがあるeSIM業者を選びましょう。
• 切り替えにインターネットが必要：物理SIMなら手動で差し替えられますが、eSIMの場合は、スマートフォンで設定を切り替える必要があるため、安定したインターネット環境（＝WiFiがある場所）が必要です。

タイ旅行におすすめのeSIMプラン

タイ旅行で使えるeSIMプランは数多くありますが、ここでは主なタイプと、おすすめのプランを紹介します。

無制限プラン（デイリープラン） vs 定量プラン（データプラン）

eSIMには主に次の2つのタイプがあります。自分の使い方に合わせて選びましょう。

電話番号付きでなければいけない？

タイでeSIMを使う場合、電話番号が必要かどうかは状況によって異なります。

たとえば、日本にいる家族や友人へ連絡を取りたい場合は、LINEやMessengerのように通話機能がついているアプリを使えば、電話を使う必要はありません。

一方で、タイの小さなローカルなお店や個人経営のホテルなどでは、通話アプリが使えない場合や、現地の電話番号でないと予約ができない場合があります。また、病気やケガをした場合、現地の病院に連絡する際にも、現地の電話番号が必要になります。

電話番号付きのプランは少し高めですが、緊急時の連絡手段として持っておくと安心です。ただし、ほとんどの場合はアプリが使えるデータ通信のみのプランで十分でしょう。

短期利用（3日間・5日間・10日間）でおすすめのプラン

海外旅行での1日のデータ使用量は、個人の利用状況によって大きく異なりますが、一般的な目安としては、以下の通りです。

• 軽めの利用（SNS、地図アプリ、メールなど）： 300MB～500MB
• 動画視聴、高画質画像のアップロードなど： 1GB以上

具体的な使用量の目安

1日にどのぐらいの容量を使うのか、だとしたら予定している旅行日数だと何ギガ必要になってくるのかを計算して、自分に合ったプランを購入するようにしましょう。

●　参考：500MBはどのくらい？データ通信量目安

タイ旅行でeSIMが使える対応機種

eSIMが使えるかどうかは、お使いのスマートフォンの機種に依存します。主な対応機種は次のとおりです。

• iPhone
  • iPhone XS以降のモデル
  • iPhone XR
  • iPhone SE（第2世代以降）
• Android
  • Google Pixel 3以降のモデル
  • Samsung Galaxy S20以降のモデル
  • HUAWEI P40以降のモデル
  • OPPO Find X3 Pro以降のモデル

※ 上記は一例で、他にも対応機種があります。最新の情報は各メーカーのウェブサイトでご確認ください。

自分のスマートフォンがeSIMに対応しているか分からない場合は、「設定」アプリの中に「EID」や「eSIMを追加」の項目があるか確認してみてください。また、機種名で検索して調べるのもよいでしょう。

●　関連記事：海外旅行用eSIMの主な対応機種と確認方法【iPhone・Android】

iPhone・AndroidでのeSIM設定方法

eSIMの設定方法は、iPhoneとAndroidで少し異なります。ここでは、一般的な設定手順を紹介します。

iPhoneでの設定手順

1. Wi-Fiに接続した状態で、「設定」アプリを開きます。
2. 「モバイルデータ通信」をタップします。
3. 「モバイルデータ通信プランを追加」を選択します。
4. QRコードをスキャンするか、手動で情報を入力します。
5. プランを確認し、「確認」をタップします。
6. 「完了」をタップして設定を終えます。

Androidでの設定手順

1. Wi-Fiに接続した状態で、「設定」アプリを開きます。
2. 「ネットワークとインターネット」→「SIM」を選択します。
3. 「モバイルプランを追加」をタップします。
4. QRコードをスキャンするか、手動で情報を入力します。
5. プランを確認し、「有効化」をタップします。
6. 画面の指示に従って設定を完了します。

※ 機種によって多少手順が異なる場合があります。詳細は、eSIMプロバイダーの指示や、お使いのスマートフォンの取扱説明書を参照してください。

設定が完了したら、タイに到着後、機内モードをオフにするだけでeSIMが使えるようになります。簡単ですね！

●　関連記事：eSIMが設定できない（繋がらない・アクティベートできない）？解決策と正しい設定方法を解説！

タイでeSIMを使う際の注意点

eSIMは便利な手段ですが、タイで使用する際には注意点があります。通信速度に関して、場所による差があることを知っておきましょう。

バンコクやプーケットといった大都市では、高速で安定した通信が期待できます。

しかし、タイの魅力的な地方都市や田舎に足を延ばすと、通信速度が落ちる可能性があります。特に山岳地域や離島では、電波が届きにくく、通信が困難になる場合もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。

おわりに

ここまで、タイ旅行でのeSIM利用について詳しく見てきました。eSIMには多くのメリットがあります。もちろん、対応機種の制限や設定の手間などのデメリットもありますが、多くの人にとってメリットの方が大きいでしょう。

タイの美しいビーチでSNSに写真を投稿したり、バンコクの街中で迷わずにレストランを探したり、チェンマイの寺院でその場で歴史を調べたり。eSIMがあれば、そんな素敵な体験がスムーズにできます。

数あるeSIMプロバイダーの中で、特におすすめなのがグロモバeSIM。グロモバeSIMの特徴は以下の通りです。

• 日本語サポート：困ったときに安心して相談できます
• 豊富なプラン：短期・長期、データ量の多い少ないなど、ニーズに合わせて選べます
• 安定した通信：大手通信事業者のネットワークを利用しているので、安定しています
• 簡単な設定：QRコードをスキャンするだけで簡単に設定できます
• 複数国対応：タイ以外の国も旅行する予定がある場合に便利です

タイ旅行でeSIMをご利用の際は、グロモバeSIMをぜひご検討ください。