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【台湾】eSIMの実名登録(実名認証)を解説!やり方は?いつする?【本人確認】

【台湾】eSIMの実名登録(実名認証)を解説!やり方は?いつする?【本人確認】

2024年7月25日
2025年1月17日

台湾旅行を計画中の皆さん、インターネット接続手段はもう決めていますか?最近では、SIMカードに代わり、eSIMが注目を集めています。ただし、台湾でeSIMを使うにあたっては本人確認が必要で、ここに引っかかってeSIMを使うのをためらっているというひとも少なからずいるかと思います。

そこで、この記事では、「実名登録とか実名認証って聞いたことあるけど何?」「個人情報を登録して大丈夫?」といった疑問をもっている方に対して、eSIMの基本から台湾での利用方法、そして気になる本人確認方法のことまで、詳しく解説していきます。

特に本人確認の制度については、最近変更があったという噂もあり、混乱している人も多いようです。そこで、最新の正確な情報をお届けします。

台湾でのeSIM利用について

eSIMは「embedded SIM」の略で、日本語では「組み込みSIM」という意味です。従来のSIMカードとは違い、スマートフォンやタブレットなどのデバイスに最初から組み込まれているデジタルSIMなのです。

日本を出発する前にeSIMを購入しておくと、台湾到着後すぐに、台湾の通信サービスを利用できるようになります。現地の空港でSIMカードを売っている店舗を探したり、小さなSIMカードを自分で端末に挿入したりする手間がなくなるのが、大きなメリットです。

● 関連記事:台湾旅行におすすめのeSIMは?3日間・無制限プランなどを解説!

実名登録(実名認証)とは?

さて、ここからが本題です。台湾でeSIMを利用する際に避けて通れないのが「実名登録(実名認証)」です。実名登録(実名認証)って何なのか、最近制度が変わったという噂は本当なのか、詳しく見ていきましょう。

実名登録(実名認証)の定義

実名登録(実名認証)は、中国語では「實名登記」、英語では「Real-name Registration」いいます。ちなみに、日本語では「実名登録」「実名認証」どちらの翻訳も意味が通じることから、表記の揺れがあるようです。

台湾では、テロ対策や犯罪防止を目的として、2005年から実名登録(実名認証)制度が導入されました。この制度では、SIMカードやeSIMを購入・利用する際に、パスポートなどの身分証明書を提示して本人確認を行う必要があります。つまり、匿名で通信サービスを利用することはできないんです。

日本ではまだ一般的ではありませんが、世界の多くの国で採用されている制度です。

実名登録は廃止された?

最近、「台湾の実名登録(実名認証)制度が廃止された」という情報がSNSなどで広まっていました。これについて、正確な情報をお伝えしましょう。

結論から言うと、完全な廃止ではありません。2023年5月に、台湾の国家通信放送委員会(NCC)が実名登録(実名認証)制度の一部緩和を発表しました。この緩和により、観光客向けのプリペイドSIMカードについては、実名登録(実名認証)の手続きが不要になりました。

ただし、これはあくまでも「一部緩和」です。eSIMや長期滞在者向けのSIMカードについては、依然として実名登録(実名認証)が必要です。また、プリペイドSIMカードでも、一定の条件を満たす場合は実名登録(実名認証)が求められます。

つまり、eSIMを利用する場合は、まだ実名登録が必要だということです。

なぜ本人確認が必要なのか?

実名登録(実名認証)制度には、いくつかの重要な目的があります。まず、犯罪防止です。匿名での通信を制限することで、通信サービスが犯罪に悪用されるリスクを減らすことができます。たとえば、脅迫電話や詐欺などの犯罪に使われるのを防ぐ効果があるんです。

次に、テロ対策です。通信の追跡が可能になるため、テロ行為の防止や捜査に役立ちます。国の安全保障という観点から、多くの国が採用している理由の一つです。

また、迷惑電話対策にも有効です。発信者の特定が容易になるため、迷惑電話や詐欺電話の抑制につながります。これは、一般の利用者にとってもメリットがありますね。

さらに、未成年者保護の観点もあります。有害サイトへのアクセス制限など、未成年者を保護するための措置が取りやすくなります。

これらの理由から、台湾政府は実名登録(実名認証)制度を重要視しています。たしかに、旅行者にとっては少し面倒に感じるかもしれません。でも、安全な社会を維持するための取り組みの一つだと理解しておくといいでしょう。

実名登録(実名認証)の方法

では、具体的に本人確認手続きはどのように行うのでしょうか?ここでは、オンラインでの登録方法を解説します。

実名登録(実名認証)に必要なもの

  • スマートフォンやパソコン
  • インターネット環境
  • 有効期限内の日本国パスポート
  • eSIMのICCID(eSIM/SIMカードごとに割振りされている固有の識別番号)

実名登録(実名認証)の手順

オンラインで購入する場合、申し込んだ業者によって方法が異なることがありますが、実名登録は一般的には以下のような流れになります。

  1. メールアドレス、携帯電話番号を登録する
  2. ICCIDを登録する
  3. パスポートをアップロードする
  4. プライバシーポリシーを確認して同意する

ICCIDの確認方法

ICCIDは、eSIM/SIMカードごとに割振りされている固有の識別番号です。iPhone、Andoroidでのそれぞれの確認方法は次のとおりです。

iPhone

  1. 設定アプリを開く
  2. 「一般」を選択
  3. 「情報」を選択
  4. 「ICCID」欄を確認

Android

  1. 設定アプリを開く
  2. 「デバイス情報」を選択
  3. 「SIMステータス」を選択
  4. 「ICCID」欄を確認

※Androidは、メーカーやバージョンによって表示が変わることがあります。

※通話アプリに「*#06#」を入力・発信して確認することも可能です。

実名登録(実名認証)なしでeSIMを利用する方法

実は、実名登録(実名認証)なしでeSIMを利用する方法もあります。eSIMを利用するために個人情報の登録をためらう場合には、次のような方法で、台湾旅行中にインターネットを使用することができます。

海外ローミングサービス

日本の通信事業者を介して、海外ローミングサービスを利用する方法です。この場合、日本国内で契約済みの通信サービスを利用する形態であるため、台湾の実名登録規制は適用されません。ただし、通信料金が高額になる可能性が高いので注意が必要です。

ポケットWiFiのレンタル

日本でレンタルしたポケットWiFiを台湾で利用する方法です。台湾で通信サービスを直接契約するわけではないため、台湾の実名登録制度の対象外となりますが、機器を常に持ち歩く必要があります。

● 参考:台湾専用WiFiルーターなら高速4G LTEで無制限の台湾データ|グロモバ

おわりに

ここまで、台湾でのeSIM利用と実名登録(実名認証)について詳しくみてきました。

結論として、eSIMを利用する場合、実名登録(実名認証)は必要だということがわかりましたね。たしかに、実名登録(実名認証)の手続きは少し手間に感じるかもしれません。でも、実はこの手続き、たった5分ほどで完了するんです。そして、それを乗り越えれば、素晴らしい台湾旅行が待っています!

台湾は美味しい食べ物、親切な人々、そして素晴らしい観光地であふれています。eSIMでいつでもインターネットにつながっていれば、観光スポットの検索も、レストランやお土産のクチコミチェックも、思い出の写真をSNSにアップするのも自由自在。旅の楽しみが何倍にも広がります。

特にグロモバeSIMは、台湾旅行はもちろん、アジア周遊旅行でも利用可能。データ容量や利用期間も、旅のスタイルに合わせて選べるプランが豊富です。設定は簡単なQRコードの読み取りだけ。もし困ったことがあっても、日本語で安心サポートが受けられます。

台湾でeSIM利用する際は、グロモバeSIMをぜひご検討ください。

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