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【台湾】eSIMの実名登録について徹底解説!廃止された?いつ登録するのがおすすめ?

【台湾】eSIMの実名登録について徹底解説!廃止された?いつ登録するのがおすすめ?

2024年7月25日
2024年8月9日

台湾旅行を計画中の皆さん、インターネット接続手段はもう決めていますか?

最近では、eSIMという便利なオプションが注目を集めています。でも、「台湾でeSIMを使うのに実名登録というものが必要なの?」「個人情報を登録して大丈夫?」といった疑問を持っている人もいるかもしれません。

このコラムでは、eSIMの基本から台湾での利用方法、そして気になる実名登録のことまで、詳しく解説していきます。

特に実名登録については、最近制度に変更があったという噂もあり、混乱している人も多いようです。そこで、最新の正確な情報をお届けします。

台湾でのeSIM利用について

eSIMは「embedded SIM」の略で、日本語では「組み込み型SIM」と呼ばれることもあります。従来のSIMカードとは違い、スマートフォンやタブレットなどのデバイスに最初から組み込まれている小さな電子チップなのです。

日本を出発する前にスマートフォンでQRコードをスキャンしておくと、台湾到着後すぐに、台湾の通信サービスを利用できるようになります。現地の空港でSIMカードを売っている店舗を探したり、小さなSIMカードを自分で端末に挿入したりする手間がなくなるのが、大きなメリットです。

● 関連記事:台湾旅行におすすめのeSIMは?3日間・無制限プランなどを解説!

実名登録とは?

さて、ここからが本題です。台湾でeSIMを利用する際に避けて通れないのが「実名登録」です。実名登録って何なのか、最近制度が変わったという噂は本当なのか、詳しく見ていきましょう。

実名登録の定義

実名登録(中国語では「實名制」)とは、通信サービスを利用する際に、利用者の本人確認を行う制度のことです。

台湾では、テロ対策や犯罪防止を目的として、2005年から携帯電話の実名登録制度が導入されました。この制度では、SIMカードやeSIMを購入・利用する際に、パスポートなどの身分証明書を提示して本人確認を行う必要があります。つまり、匿名で通信サービスを利用することはできないんです。

日本では一般的ではありませんが、世界の多くの国で採用されている制度なんですよ。

実名登録は廃止された?

最近、「台湾の実名登録制度が廃止された」という情報がSNSなどで広まっていました。これについて、正確な情報をお伝えしましょう。

結論から言うと、完全な廃止ではありません。2023年5月に、台湾の国家通信放送委員会(NCC)が実名登録制度の一部緩和を発表しました。この緩和により、観光客向けのプリペイドSIMカードについては、実名登録の手続きが不要になりました。

ただし、これはあくまでも「一部緩和」です。eSIMや長期滞在者向けのSIMカードについては、依然として実名登録が必要です。また、プリペイドSIMカードでも、一定の条件を満たす場合は実名登録が求められます。

つまり、eSIMを利用する場合は、まだ実名登録が必要だということです。この点は、旅行前にしっかり理解しておく必要がありますね。

なぜ実名登録が必要なのか?

実名登録制度には、いくつかの重要な目的があります。まず、犯罪防止です。匿名での通信を制限することで、通信サービスが犯罪に悪用されるリスクを減らすことができます。たとえば、脅迫電話や詐欺などの犯罪に使われるのを防ぐ効果があるんです。

次に、テロ対策です。通信の追跡が可能になるため、テロ行為の防止や捜査に役立ちます。国の安全保障という観点から、多くの国が採用している理由の一つです。

また、迷惑電話対策にも有効です。発信者の特定が容易になるため、迷惑電話や詐欺電話の抑制につながります。これは、一般の利用者にとってもメリットがありますね。

さらに、未成年者保護の観点もあります。有害サイトへのアクセス制限など、未成年者を保護するための措置が取りやすくなります。

これらの理由から、台湾政府は実名登録制度を重要視しています。確かに、旅行者にとっては少し面倒に感じるかもしれません。でも、安全な社会を維持するための取り組みの一つだと理解しておくといいでしょう。

実名登録の手続き方法

では、具体的に実名登録の手続きはどのように行うのでしょうか?

実店舗での購入の場合

まず、必要な書類を準備しましょう。パスポート(有効期限内のもの)と、台湾入国時にもらう入境カード(入境証)が必要です。これらは必ず持参してください。

次に、eSIMの購入場所を選びます。主な選択肢は次のとおりです。

  • ○ 空港のカウンター
  • ○ コンビニエンスストア(セブンイレブン、ファミリーマートなど)
  • ○ 通信事業者の直営店
  • ○ オンラインショップ

eSIMに購入時に、パスポートと入境カードを提示すると、店員が必要事項を確認し、システムに入力します。この時、氏名や国籍、パスポート番号などの情報が登録されます。

手続きが終わると、eSIMのQRコードが印刷された紙や、QRコードが表示されたメールを受け取ります。このQRコードが、eSIMをスマートフォンにインストールするために必要なものです。

最後に、スマートフォンでQRコードをスキャンし、画面の指示に従ってeSIMをインストールします。インストールが完了したら、eSIMを有効にして利用開始です!

オンラインでの購入の場合

オンラインで購入する場合、申し込んだ業者によって方法が異なることがありますが、実名登録は一般的には以下のような流れになります。

  1. 1. 個人情報の入力 名前、生年月日、パスポート番号などの情報を入力します。
  2. 2. 身分証明書のアップロード パスポートや運転免許証などの写真をアップロードします。
  3. 3. 顔写真のアップロード 自分で撮影した顔写真をアップロードします。
  4. 4. 審査・承認 提出した情報が審査され、承認されるとeSIMが利用可能になります。

グロモバeSIMでは、オンラインでの実名登録が可能です。自宅などの落ち着いた場所で、都合のいいタイミングでゆっくり登録ができる上、個人情報が流出する恐れもありません。困ったときはカスタマーサポートに問い合わせれば、日本語で対応してもらえます。

実名登録なしでeSIMを利用する方法

実は、実名登録なしでeSIMを利用する方法もあります。ただし、これはあくまでも例外的な方法で、一般的にはおすすめできません。しかし、知識として知っておくのも良いでしょう。

海外ローミング

日本の通信事業者のeSIMを使って、海外ローミングサービスを利用する方法です。この場合、台湾での実名登録は不要です。ただし、通信料金が高額になる可能性が高いので注意が必要です。

グローバルeSIMの利用

複数の国で使えるeSIMを利用する方法です。これらは通常、購入時に本人確認を行うので、台湾での実名登録は不要になります。ただし、料金が割高になる場合があります。

Wi-Fiルーターのレンタル

eSIMではありませんが、WiFiルーターをレンタルする方法もあります。これなら実名登録は不要ですが、常に機器を持ち歩く必要があります。

ただし、これらの方法はあくまでも代替手段であり、台湾の法律を遵守する観点からも、正規の手続きを踏んでeSIMを利用することをおすすめします。

おわりに

ここまで、台湾でのeSIM利用と実名登録について詳しく見てきました。

結論として、eSIMを利用する場合、実名登録は依然として必要だということがわかりましたね。たしかに、実名登録の手続きは少し手間に感じるかもしれません。でも、事前に準備をしておけば、手続き自体はスムーズに済ませることができますよ。そして、それを乗り越えれば、素晴らしい台湾旅行が待っています。

台湾は美味しい食べ物、親切な人々、そして素晴らしい観光地であふれています。eSIMを利用して常にインターネットにつながっていれば、そんな台湾の魅力をSNSでリアルタイムに発信したり、スムーズに観光情報を入手したりできます。

台湾でeSIM利用する際は、グロモバeSIMをぜひご検討ください。

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