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シンガポールのおすすめホーカーズ(屋台街・屋台村)!有名・最大のホーカーズはどこ?

シンガポールのおすすめホーカーズ(屋台街・屋台村)!有名・最大のホーカーズはどこ?

2024年7月26日
2024年7月26日
マックスウェルフードセンター(Maxwell Food Centre)

近代的な高層ビル群や緑豊かな街並み、そして多様な文化が融合した独特の雰囲気が魅力のシンガポール。しかし、シンガポールの魅力はそれだけではありません。

現地の人々の日常生活に深く根付いた「ホーカーズ(屋台街)」文化こそ、シンガポールの真髄を体験できる場所と言っても過言ではないでしょう。

この記事では、シンガポールのホーカーズ(屋台街)について詳しくご紹介します。有名な屋台から地元の人に愛される穴場スポット、最大規模の屋台街まで、幅広く情報をお届けします。また、おすすめの料理や費用、支払い方法、初心者向けのアドバイスなど、実際に訪れる際に役立つ情報も盛り込んでいます。

ホーカーズ(屋台街)とは?

ホーカー(Hawker)は英語で「露天商」。シンガポールの「ホーカーズ」は、露天商(屋台)を集めた屋台街を意味します。

シンガポール政府が1960年代に、街中で営業していた露天商を一箇所に集約してより衛生的な環境で営業できるよう、屋台街を整備しました。

単なる食事処ではなく、シンガポールの歴史と文化が凝縮された場所であり、地元の人々の日常生活に欠かせない社交の場でもあります。

ホーカーズの最大の魅力は多様性にあります。多民族国家シンガポールならではで、中華料理、マレー料理、インド料理など、様々な国の料理が共存しています。また、高級レストランに負けない味わいの料理を、リーズナブルな価格で楽しめるのも特徴で、学生からビジネスマン、観光客まで幅広い層に愛されています。

朝早くから夜遅くまで営業しており、シンガポールの人々の生活リズムに寄り添う存在となっています。家族や友人との食事を楽しみ、交流を深める大切な場所として機能しているのです。

有名・おすすめのホーカーズ(屋台街)

シンガポールには数多くのホーカーズがありますが、ここでは特に有名で、観光客にもおすすめの屋台街をいくつかピックアップしてご紹介します。

ラオパサ(Lau Pa Sat)

ラオパサ(Lau Pa Sat)

ラオパサは、シンガポールのビジネス街にある歴史あるホーカーズです。1894年に建てられた八角形の建物は、ビクトリア朝風の装飾が施された外観が特徴で、国の記念建造物にも指定されています。

ラオパサの魅力は、その歴史的な雰囲気と現代的な料理の融合にあります。昼間は、シンガポールの定番料理であるチキンライスやラクサなどを楽しむことができます。夜になると、建物の周辺の通りが歩行者天国となり、サテー(串焼き)の屋台が並びます。この「サテーストリート」と呼ばれる光景は、ラオパサならではの魅力的な風景です。

ラオパサは、その立地からビジネスマンや観光客に人気があります。

マックスウェルフードセンター(Maxwell Food Centre)

マックスウェルフードセンター(Maxwell Food Centre)

チャイナタウンに位置するマックスウェルフードセンターは、地元の人々に長年愛されてきたホーカーズです。100以上の屋台が軒を連ね、シンガポール料理の真髄を味わうことができます。

このホーカーズの特徴は、その本格的な味と手頃な価格にあります。多くの屋台が何十年も同じ場所で営業を続けており、代々受け継がれてきた伝統的なレシピで料理を提供しています。

マックスウェルフードセンターの名物と言えば、「天天海南鶏飯」のチキンライス。この店は、アメリカの有名なシェフであるアンソニー・ボーデイン氏も絶賛したことで有名になりました。ミシュランガイドの星付きとなってからは特に行列必至の人気店ですが、その味は待つ価値が十分にあります。

マックスウェルフードセンターは、本格的なローカルフードを求める人にとって理想的なホーカーズ。チャイナタウンの散策と組み合わせて訪れるのもおすすめです。

● 関連記事:シンガポールの本格チキンライス(海南鶏飯)有名店5選!現地で味わう絶品料理

チョンバルホーカーセンター(Tiong Bahru Hawker Centre)

チョンバルホーカーセンター(Tiong Bahru Hawker Centre)
画像引用元:チョンバルホーカーセンター公式Facebook

チョンバルホーカーセンターは、レストランやカフェがおしゃれな街として話題のチョンバルエリアにあります。

チョンバルホーカーセンターの特徴は、伝統的な屋台料理と現代的な料理が共存していることです。長年営業を続ける老舗の屋台と、若い世代が始めた新しいコンセプトの屋台が隣り合って並んでいるのを見ることができます。

このホーカーズで特に人気なのが、「Hong Heng Fried Sotong Prawn Mee」。ミシュラン・ビブグルマンにも選ばれたホッケンミーの名店です。また、「178 Lor Mee」のローミーも地元で評判の一品です。

チョンバルホーカーセンターは、伝統と革新が融合した現代のシンガポールを体感できる場所です。食事の前後にチョンバルエリアを散策すれば、シンガポールの新しい一面を発見できるでしょう。

ニュートンフードセンター(Newton Food Centre)

ニュートンフードセンター(Newton Food Centre)

ニュートンフードセンターは、オーチャードロードの近くに位置するホーカーズで、観光客に人気のスポットの一つです。

このホーカーズの特徴は、その開放的な雰囲気にあります。広々とした空間に多くのテーブルが配置され、夜になるとビアガーデンのような賑わいをみせます。海鮮料理が豊富なことでも知られており、新鮮なシーフードを手頃な価格で楽しむことができます。

ただし、ニュートンフードセンターは観光客向けの場所としての側面もあるため、価格が他のホーカーズより若干高めになっている点には注意が必要です。それでも、シンガポールの屋台文化を体験するには最適な場所の一つです。

シンガポール最大のホーカーズ(屋台街)

チャイナタウンコンプレックスフードセンター(Chinatown Complex Food Centre)

シンガポール最大のホーカーズは、チャイナタウンコンプレックスフードセンター(Chinatown Complex Food Centre)です。

チャイナタウン地区に位置するこのホーカーズには、260以上の屋台が軒を連ねており、地元住民や観光客に愛されています。

ここでは、中華料理を中心に、チキンライス、肉骨茶(バクテー)、チリクラブなど、多様なシンガポール料理が楽しめます。世界初のミシュランの星を獲得した屋台として有名な「Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice and Noodle」(通称「Hawker Chan(香港油鶏飯麺)」)があり、また、「Liao Fan Hawker Chan」も同じくミシュランの星を獲得し、世界で最も安価なミシュラン星付き料理を提供しているとして知られています。

地元民に人気のホーカーズ(屋台街)

アモイフードセンター(Amoy Street Food Centre)
画像引用元:アモイフードセンター公式Facebook

観光客向けのホーカーズも魅力的ですが、地元の人々が日常的に利用する屋台街を訪れることで、より本物のシンガポール体験ができます。

地元民に愛されている屋台街としては、たとえば次のような場所があります。

  • ○ アモイフードセンター(Amoy Street Food Centre)
  • ○ ホンリムフードセンター(Hong Lim Market & Food Centre)
  • ○ チョンプチョンプフードセンター(Chomp Chomp Food Centre)

これらの地元に密着したホーカーズを訪れることで、シンガポールのリアルな一面に触れられます。

これらのホーカーズは観光客向けではないため、英語のメニューがない場合もあります。指さしで注文したり、他の客の料理を参考にしたりするのもよいでしょう。

また、ピーク時は非常に混雑するので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。

ホーカーズ(屋台街)での費用と支払い

シンガポールのホーカーズは、美味しい料理を手頃な価格で楽しめることで知られています。

ここでは、ホーカーズでの一般的な費用の目安と支払い方法、そして注意点についてご説明します。

費用の目安

一般的に、ホーカーズでは、1人あたり5~10シンガポールドルで十分に満足できる食事ができるといわれています。

もちろん、これらの価格はあくまで目安で、屋台や料理の種類によって多少の変動があります。また、シーフードやチリクラブなどの特殊な料理は、上記の価格帯よりも高くなる傾向があります。

ただし、いずれにしても、シンガポールの一般的なレストランと比べるとかなりリーズナブルな価格で食事を楽しむことが可能です。

支払い方法

ホーカーズでの支払い方法は、主に以下の3つです。

  • ○ 現金:最も一般的な支払い方法です。小額の紙幣やコインを用意しておくと便利です。
  • ○ 電子マネー:シンガポールの公共交通機関で使用されるICカードが、多くのホーカーズでも使えます。
  • ○ モバイル決済:近年では、GrabPay、PayNowなどのモバイル決済サービスに対応する屋台も増えています。

ただし、すべての屋台でこれらの支払い方法が使えるわけではありません。特に小規模な屋台では、現金のみの場合もあります。そのため、常に少額の現金を持ち歩くことをおすすめします。

なお、チップの文化はありません。支払いは請求された金額のみで構いません。

初心者向け注意点

シンガポールのホーカーズ(屋台街)を初めて訪れる方のために、いくつかのアドバイスとマナーをご紹介します。

1. テーブルの確保

  • ○ 混雑時には、先にテーブルを確保してから料理を注文するのが一般的です。
  • ○ テーブルを確保する際は、ティッシュパックやハンカチを置いて場所を取ります。これは「チョープ(Chope)」と呼ばれる習慣です。
  • ○ 他の人が「チョープ」しているテーブルには座らないようにしましょう。

2. 注文と支払い

  • ○ 屋台で直接注文し、その場で支払いを済ませるのが基本です。

3. テーブルマナー

  • ○ 使い終わったら、トレイや食器は指定された返却場所に返すのがマナーです。
  • ○ テーブルは次の人のためにきれいにしておきましょう。ティッシュなどのゴミは自分で処分します。

4. 衛生面での注意

  • ○ 食事前には手を洗いましょう。多くのホーカーズには手洗い場があります。
  • ○ 使い捨ての箸やスプーンが提供されていますが、心配な場合は自分で携帯するのもよいでしょう。

5. 混雑時の対応

  • ○ 混雑時には、知らない人と相席になることもあります。

6. 写真撮影

  • ○ 料理の写真を撮ることは問題ありませんが、他の客や屋台の人を撮影する際は許可を得るのがマナーです。

ホーカーズ(屋台街)の衛生面

シンガポールのホーカーズでの食事の衛生状態に関して、シンガポール政府は次のような衛星ガイドラインを定めています。

  • ○ 定期的な清掃と消毒:屋台は定期的に清掃し、食材の準備や取り扱いにおいて衛生基準を守る必要があります。特に、頻繁に触れる箇所や汚れやすい箇所の消毒が推奨されています。
  • ○ 食品衛生講座:屋台の運営者とその補助者は、基本的な食品衛生講座を受講し、適切な食品取り扱いと個人衛生の知識を習得しています。
  • ○ 四半期ごとの大掃除:すべてのホーカーセンターは四半期ごとに大掃除を行い、圧力洗浄や手の届きにくい場所の清掃が実施されます。
  • ○ SG Clean品質マーク:シンガポール国家環境庁(NEA)とシンガポール食品庁(SFA)は、衛生基準を満たしたホーカーセンターに「SG Clean」品質マークを付与しています。2020年以降、すでに多くのホーカーセンターがこの認証を受けています。

これらの取り組みを通じて、シンガポール政府はホーカーズでの衛生管理を強化し、利用者が安全で清潔な環境で食事を楽しめるように努めています​。

おわりに

シンガポールのホーカーズ(屋台街)は、現地の魅力を凝縮した場所です。中華系、マレー系、インド系など、多様な文化背景を持つ料理が共存していて、シンガポールの人々の食生活を感じることができるエリアとして、観光客にとって素晴らしい思い出となるでしょう。

旅行をより快適で思い出深いものにするためには、インターネット接続環境の確保が重要です。地図アプリを利用して迷わず目的地にたどり着いたり、ホーカーズでの人気メニューを調べたりすることができます。また、料理の写真をSNSに共有することで、旅行の体験をより充実させることができるでしょう。

シンガポールのホーカーズで素晴らしい時間を過ごし、現地の文化と食を存分に楽しむために、インターネットを活用しましょう。レンタルWiFiやeSIMをご利用の際は、グロモバWiFiグロモバeSIMをぜひご検討ください。

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