香港の100万ドルの夜景を山と船から!ビクトリアピークとスターフェリー
香港と言えば、多くの人が思い浮かべる「100万ドルの夜景」。
輝く高層ビル群と港の光が織りなす絶景は、世界中の旅行者を魅了し続けています。
この記事では、息をのむような美しさを誇る香港の夜景について、その由来から最高の鑑賞スポット、穴場の観賞ポイントまで、詳しくご紹介します。
100万ドルの夜景とは?
「100万ドルの夜景」は、香港の夜景を表現する際によく使われるフレーズです。特に、ビクトリアピークから眺める香港島と九龍半島の夜景を指すことが多いのですが、この呼び名の由来にはいくつかの説があります。
- ○ 価値の比喩: 夜景の美しさが100万ドルに匹敵するという意味
- ○ 映画の影響: 1955年に公開された香港映画『百萬富翁』で使われた表現
- ○ 不動産価値: ビクトリアピーク周辺の高級住宅地の価格に由来
- ○ 観光収入: 夜景が年間100万ドル以上の観光収入をもたらすという解釈
実際の由来は定かではありませんが、この表現が香港の夜景の価値と魅力を端的に表していることは間違いありません。
香港の夜景の魅力は、単なるビルの明かりの美しさだけではありません。山と海に囲まれた地形、歴史ある建造物と近代的な高層ビルの共存が、唯一無二の風景を作り出しています。
さらに、時間とともに変化する動的な美しさにもあります。夕暮れ時の幻想的な空の色合い、夜が更けるにつれて増す街の輝き、そして深夜に向かい徐々に減っていく光。これらの異なる表情を見せる香港の夜景は、まさに「100万ドル」の価値があるといえるでしょう。
ビクトリアピークから見る夜景
香港の夜景を語る上で、外せないのがビクトリアピークです。
香港島の西部に位置するこの山は、標高552メートルを誇り、香港で最も高い山として知られています。ここからの眺めは、まさに「100万ドルの夜景」の代名詞と言っても過言ではありません。
ビクトリアピークの魅力は、その高さだけではありません。香港島と九龍半島を一望できる絶好のロケーションにあることが、その価値を一層高めています。昼間は青々とした海と近代的な高層ビル群のコントラストを楽しめますが、夜になると街全体が光に包まれ、まるで宝石箱をひっくり返したような絶景が広がります。
スカイテラス428
ビクトリアピークで夜景を楽しむなら、ぜひ訪れたいのがスカイテラス428です。
ピーク・タワーの屋上に位置するこの展望台は、海抜428メートルという高さから、360度のパノラマビューを楽しむことができます。
スカイテラス428には双眼鏡が設置されており、街の細部まで観察することができます。高層ビルの窓から漏れる光、道路を行き交う車のヘッドライト、港を往来する船の明かりなど、香港の夜の営みを間近に感じることができるでしょう。
営業時間
ビクトリアピーク自体は24時間開放されていますが、スカイテラス428やピークトラム(山岳電車)には営業時間があります。夜景を見るには、スカイテラス428の営業が終わる22時までを目安とするとよいでしょう。
また、ピーク・タワー内には、ショッピングモールやレストランも充実しているので、夜景鑑賞の前後に立ち寄るのもおすすめです。特に、ピーク・タワーの5階と6階にあるレストランからは、食事をしながら夜景を楽しむことができます。
スカイテラス428
月~金 | 10:00~22:00 |
土、日、祝 | 8:00~22:00 |
ピーク・タワー
月~金 | 10:00~23:00 |
土、日、祝 | 8:00~23:00 |
ピークトラム
月~日、祝日 | 7:30~23:00 |
※2024年8月現在の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
ビクトリアピークへのアクセス
ビクトリアピークへのアクセス方法はいくつかありますが、最も人気があるのはピークトラム(山岳電車)を利用する方法です。
ただし、ビクトリアピークへのメジャーな行き方だからこそ、特に夕方以降は1~2時間待ちの長蛇の列ができることがあります。時間に余裕がある場合は、上りはバスやタクシーを利用し、下りにピークトラムを使うという方法もおすすめです。
- ○ ピークトラム:花園道(ガーデンロード)駅からピーク・タワーまで約10分
- ○ バス:中環(セントラル)から15番バスに乗車。所要時間は約45分
- ○ タクシー:中環(セントラル)から約30分
● 関連情報:ビクトリアピーク公式サイト
スターフェリーからの夜景
ビクトリアピークと並んで、香港の夜景を楽しむ定番スポットとしてあげられるのが、スターフェリーです。
1888年に運航を開始したこの歴史あるフェリーは、香港島と九龍半島を結ぶ重要な交通手段であると同時に、観光客に人気の観光手段としても知られています。
スターフェリーの魅力は、なんといっても海の上から香港の夜景を間近で楽しめることです。船が進むにつれて変わっていく景色は圧巻で、キラキラ輝く高層ビルの明かりが海面に映る様子や、船から見上げる大きな建築物の迫力は、陸の上では味わえない特別な体験になること間違いなしです。
フェリーから見えるおすすめスポット
スターフェリーからの夜景鑑賞では、以下のようなスポットに注目してみましょう。
- ○ 香港島と九龍半島の高層ビル群:セントラルやワンチャイ地区、そして尖沙咀(チムサーチョイ)地区の高層ビルが作り出す壮大なスカイライン。HSBCの本社ビルやインターナショナル・コマース・センターなどの象徴的な建物は特に印象的です。
- ○ ビクトリア・ハーバーの船舶:大小さまざまな船の明かりが水面に映り込み、幻想的な雰囲気を醸し出します。
- ○ ビクトリアピーク:山肌に沿って並ぶ高級住宅街の明かりと、頂上に輝くピーク・タワーが海上からの夜景に彩りを添えます。
- ○ アベニュー・オブ・スターズ:九龍側にあるこのスポットは、夜にはライトアップされ、香港映画の歴史を感じさせます。
スターフェリーのルートと予約
スターフェリーは予約不要で、フェリー乗り場にある自動券売機、またはチケットカウンターで当日購入できます。
運行ルートは2通りあり、いずれも所要時間は約10分。それぞれのルートの詳細は、次のようになっています。
- 中環 - 尖沙咀ルート
- ○ 運行時間:午前6時30分〜深夜11時30分
- ○ 所要時間:約7分
- ○ 頻度:平日のピーク時は6〜12分間隔、オフピーク時は12〜20分間隔
- 湾仔 - 尖沙咀ルート
- ○ 運行時間:午前7時20分〜深夜10時50分
- ○ 所要時間:約8〜10分
- ○ 頻度:8〜20分間隔(時間帯により異なる)
香港の夜景を楽しむための穴場スポット
ビクトリアピークやスターフェリーといった定番スポットに加えて、香港には知る人ぞ知る夜景スポットがいくつかあります。
尖沙咀プロムナード(シンフォニー・オブ・ライツ)
九龍半島の南端に位置する尖沙咀(チムサーチョイ)プロムナードは、香港島の壮大な高層ビル群を一望できる海沿いの遊歩道です。
このプロムナードの最大の魅力は、毎晩20時から行われるショー「シンフォニー・オブ・ライツ」。香港島の40以上のビルが参加するこの世界最大級の常設ライトアンドサウンドショーでは、約10分間、音楽に合わせてビルがライトアップされ、レーザー光線が夜空を彩ります。
無料で楽しめるこの人気アトラクションの鑑賞には、香港文化中心前の広場、尖沙咀の時計台周辺、香港スペースミュージアム前のウォーターフロントがおすすめです。プロムナードには多数のベンチや展望スペースがあり、ゆったりとショーを楽しむことができます。
オープントップバスツアー
香港の夜景を動く視点から楽しみたい方には、オープントップバスツアーがおすすめです。
香港島と九龍半島の主要な観光スポットを巡るもので、上層デッキが開放されているため、360度の視界で夜景を楽しめます。
ガイド付きのツアーでは、香港の歴史や文化について学びながら夜景を楽しめますし、多言語対応のオーディオガイドが用意されているツアーもあります。
レストラン&バーからの夜景
高層ビルのレストランやバーからの夜景も、香港滞在の思い出に残る体験となるでしょう。
以下に紹介するレストラン・バーでは、単に夜景を楽しむだけでなく、高級感あふれる雰囲気の中で食事やお酒を楽しむことができます。特別な日のディナーや、香港滞在の締めくくりとして利用するのもおすすめです。
- ○ OZONE:リッツ・カールトンの118階にあるバーです。香港で最も高い場所にあるバーで、夜景を楽しみながらドリンクを楽しめます。
- ○ Aqua:尖沙咀にある高級レストランで、ビクトリアハーバーを一望しながら食事ができます。
ただし、これらの高級レストランやバーは予約が必要な場合が多いので、事前に確認することをお勧めします。また、ドレスコードがある場合もあるので、訪問の際は適切な服装を心がけましょう。
おわりに
香港の夜景は、世界でも指折りの美しさを誇ります。ビクトリアピークからの展望、スターフェリーからの海上の景色、尖沙咀プロムナードでのショー、そしてレストラン&バーからの贅沢な眺め。それぞれのスポットが、異なる魅力と体験を提供してくれます。
香港を訪れる際は、昼間の観光だけでなく、ぜひ夜の街にも足を運んでみてください。100万ドルの価値があると言われる夜景は、きっとあなたの心に深く刻まれることでしょう。
香港旅行で夜景を見る際は、インターネットの接続が重要になります。ビクトリアピークやスターフェリーなどの目的地までのルートを確認したり、撮影した夜景をSNSで共有したり、周辺情報をリアルタイム検索したりと、様々な場面でインターネットは欠かせません。
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3.受取方法や送付先によっては前日14時のお申込ではご用意できない場合もございます。
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