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【パリオリンピック閉会式会場】スタッド・ド・フランス 可動席のスタジアムとは?

【パリオリンピック閉会式会場】スタッド・ド・フランス 可動席のスタジアムとは?

2024年7月10日
2024年8月7日

スタッド・ド・フランス(Stade de France)は、フランスの首都パリ近郊にある国立競技場です。

2024年のパリオリンピックのメインスタジアム、閉会式会場として注目を集めていますが、オリンピック以前から、サッカー、ラグビー、陸上競技など、様々なスポーツイベントやコンサートを開催できる、フランス国内で最も大きな多目的スタジアムとして知られてきました。

この記事では、スタッド・ド・フランスの特徴や魅力を詳しく解説するとともに、周辺の観光スポットもご紹介します。

特徴

スタッド・ド・フランス(Stade de France)

スタジアムの基本情報

スタッド・ド・フランスは、フランス最大のスタジアム。収容人数は、イベントの種類によって変動しますが、約8万人を収容することが可能です。

  • ○ サッカー試合時:約80,000人
  • ○ ラグビー試合時:約81,000人
  • ○ 陸上競技大会時:約75,000人
  • ○ コンサート時:最大約90,000人

この柔軟性は、スタジアムの特徴的な設計によるものです。後ほど詳しく説明する可動席システムにより、様々なイベントに対応できるようになっています。

主要イベントとしては、以下のようなものが挙げられます。

  • ○ サッカーフランス代表の国際試合
  • ○ フランスカップ決勝戦
  • ○ ラグビーフランス代表の国際試合
  • ○ 陸上競技の国際大会
  • ○ 大規模な音楽コンサート

2024年のパリオリンピックでは、7人制ラグビーや陸上競技、そして閉会式の会場として使用される予定です。

可動席の仕組み

スタッド・ド・フランスの最も特徴的な設備の一つが、可動席システムです。この仕組みにより、様々な種類のイベントに対応することができます。

可動席は、下層部分に設置されています。サッカーやラグビーの試合時には、ピッチに近い位置に設定されますが、陸上競技の際には後方に移動し、トラックのスペースを確保します。

さらに、コンサート時には最前列の席を取り外すことができ、より多くの観客を収容することが可能になります。この柔軟性により、スタッド・ド・フランスは年間を通じて様々なイベントを開催することができるのです。

大規模な屋根構造

スタッド・ド・フランスのもう一つの特徴は、その巨大な屋根構造です。

屋根は、楕円形の形状をしており、スタジアム全体を覆っています。また、中央部分は開放されており、自然光を取り入れることができます。この構造により、観客は天候に左右されることなく、快適に試合や演出を楽しむことができます。

また、屋根の内側には、最新の照明システムと音響設備が設置されています。これにより、夜間の試合やコンサートでも、クオリティの高い演出が可能になっています。

歴史

スタッド・ド・フランス(Stade de France)

FIFAワールドカップ

スタッド・ド・フランスの建設は、1995年に始まりました。この背景には、1998年のFIFAワールドカップフランス大会の開催が決定したことがあります。

フランスには、8万人以上を収容できる大規模なスタジアムがなかったため、新たな国立競技場の建設が急務となったのです。

建設地として選ばれたのは、パリ北郊のサン=ドニ地区でした。この地域は歴史的にも重要な場所で、フランス王家の墓所があることでも知られています。

約3年の工期を経て、1998年1月にスタッド・ド・フランスは完成しました。

スタジアムの完成からわずか数ヶ月後の1998年6月から7月にかけて、FIFAワールドカップフランス大会は開催されます。スタッド・ド・フランスは、この大会のメインスタジアムとして華々しいデビューを飾ったのです。

ラグビーワールドカップやUEFA EURO

スタッド・ド・フランスは、その後も数々の国際的なスポーツイベントの舞台となりました。

  • ○ 2003年:世界陸上競技選手権大会
  • ○ 2007年:ラグビーワールドカップ(開幕戦と決勝戦を含む)
  • ○ 2016年:UEFA EURO(欧州サッカー選手権)の開幕戦と決勝戦

特に、2007年のラグビーワールドカップ決勝戦では、南アフリカがイングランドを破って優勝を果たしました。また、2016年のUEFA EUROでは、開催国フランスが決勝まで勝ち進みましたが、延長戦の末にポルトガルに敗れるという劇的な試合が繰り広げられました。

これらの大会を通じて、スタッド・ド・フランスは世界最高峰のスポーツイベントを開催できる施設としての評価を確立しました。

主要イベントとコンサート

スタッド・ド・フランスは、スポーツイベントだけでなく、世界的に有名なアーティストのコンサート会場としても利用されています。

過去に開催された主要なコンサートには以下のようなものがあります。

  • ○ 2022年:Coldplay “Music of the Spheres World Tour”
  • ○ 2022年:Lady Gaga “The Chromatica Ball”
  • ○ 2022年:Ed Sheeran “+–=÷x Tour”
  • ○ 2023年:Beyoncé “Renaissance World Tour “
  • ○ 2023年:Blackpink “Born Pink World Tour”

これらのコンサートでは、スタジアムの大規模な収容力と最新の音響設備を活かし、壮大なステージパフォーマンスが繰り広げられました。

また、スポーツイベントとしては、毎年恒例のフランスカップ(サッカー)決勝戦や、ラグビーのシックス・ネーションズの試合なども開催されています。

2024年のパリオリンピックでは、7人制ラグビーや陸上競技が行われる予定です。世界中のアスリートたちの熱い戦いが、この歴史あるスタジアムで繰り広げられることでしょう。

アクセス方法

スタッド・ド・フランスへのアクセスは非常に便利です。パリ市内からでも、シャルル・ド・ゴール空港からでも、公共交通機関を利用して簡単に到着することができます。

なお、大規模なイベント開催時には交通規制が敷かれることがあるため、公共交通機関の利用をおすすめします。また、試合やコンサートの日は混雑が予想されるので、余裕を持って出発しましょう。

周辺の観光スポット

サクレ・クール寺院

スタッド・ド・フランスを訪れた際は、周辺の観光スポットもあわせて楽しむことをおすすめします。

次のような観光スポットを訪れることで、スポーツだけでなく、フランスの歴史や文化、芸術にも触れることができるでしょう。

サン=ドニ大聖堂

スタジアムから徒歩で約20分の場所にあるサン=ドニ大聖堂は、フランス王家の墓所として有名です。ゴシック建築の傑作として知られるこの大聖堂では、多くの王や王妃の墓碑を見学することができます。歴史愛好家にとっては、フランスの王室の歴史を肌で感じられる貴重な場所となっています。

シテ・デュ・シネマ

スタジアムから徒歩約30分の場所にあるシテ・デュ・シネマは、フランスの映画産業を紹介する複合施設です。ここでは、実際の映画セットの見学や、特殊効果の体験ができるなど、映画製作の裏側を知ることができます。フランス映画の歴史や技術に触れられるだけでなく、インタラクティブな展示も多く、映画ファンでなくても楽しめる施設となっています。フランス文化の重要な一面である映画芸術への理解を深めるのに最適な場所です。

エールフランス・ミュージアム

スタジアムから電車で約40分の場所にあるエールフランス・ミュージアムは、航空ファン必見のスポットです。フランスの航空史を紹介するこの博物館では、実物の航空機を間近で見ることができるほか、フライトシミュレーターなどの体験型展示も楽しめます。航空技術の進化や、フランスの航空産業の歴史を学ぶことができる興味深い施設です。

ラ・ヴィレット公園

スタジアムから電車で約40分の場所にあるラ・ヴィレット公園は、パリ最大の文化公園として知られています。科学産業博物館や専門の音楽施設、きれいに整備された水辺と芝生など、様々な文化施設が集まっているこの公園では、家族連れでも一日中楽しむことができます。特に科学産業館は、インタラクティブな展示が充実しており、子供から大人まで楽しみながら学ぶことができるでしょう。

サクレ・クール寺院

スタジアムから電車で約45分の場所にあるサクレ・クール寺院は、モンマルトルの丘の上に建つ白亜の大聖堂です。この荘厳な建築物は、パリの街並みを一望できる絶景スポットとしても人気があります。大聖堂の内部は美しいモザイクで装飾されており、芸術的な価値も高いです。また、周辺のモンマルトル地区は芸術家の街として知られ、独特の雰囲気を楽しむことができます。

おわりに

スタッド・ド・フランスは、単なるスポーツ施設ではありません。それは、数々の歴史的瞬間が刻まれた、フランスの誇りとも言える場所なのです。

1998年のワールドカップ優勝、2016年のUEFA EURO決勝、そして2024年のオリンピック。これらの大舞台となったスタジアムを実際に訪れることで、その場所が持つ特別な雰囲気を肌で感じることができるでしょう。

スタッド・ド・フランスやその周辺を観光する際、インターネットに接続できる環境を整えることは非常に重要です。

リアルタイムな情報アクセスが可能となり、スタジアムや観光地の最新情報をチェックしたり、急な予定変更や天候の確認にも即座に対応できるようになります。また、Google Mapsなどのナビゲーションアプリをストレスなく使用でき、公共交通機関の時刻表や運行情報もその場で確認できるため、円滑な移動が可能になります。

さらに、スタッド・ド・フランスでの体験をすぐにSNSで共有したり、家族や友人とスムーズにコミュニケーションを取ったりすることができます。言語面でも、オンライン翻訳ツールを使って言語の壁を乗り越えられ、フランス語メニューの理解や現地の人とのコミュニケーションに役立ちます。

これらの利点を活用することで、フランスでの滞在がスポーツの感動と文化の深さ、そして新しい発見に満ちた素晴らしいものになることでしょう。海外インターネットご利用の際は、グロモバWiFiグロモバeSIMをぜひご利用ください。Bon voyage!

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