海外eSIMが設定できない・繋がらない・使えなくなったときのトラブル解決方法【iPhone・Android】
2024年7月17日
2025年1月7日
海外旅行の際に便利なeSIMですが、特にeSIMがはじめての場合、「使えない」「繋がらない」というトラブルに遭遇する方も少なくありません。
eSIMの設定でつまずく理由はさまざまで、主な原因としては、端末・機種が対応していない、正しい手順で設定しなかった、eSIMではなくスマートフォンなどの端末の問題などが挙げられます。
なぜうまくいかないのか、ひとつひとつ原因を解明して、解決していきましょう。特にはじめてeSIMを利用する方は、この記事で解説するポイントを押さえておくことで、スムーズな利用開始が可能になるはずです。
eSIMトラブルの主な原因と対処方法
- 端末が非対応:利用する端末・機種がeSIM対応機種かを確認しましょう。
- ソフトウェアがアップデートされていない:ソフトウェアを最新のものにアップデートしましょう。
- 設定手順を間違えている可能性:正しい手順で設定し直しましょう。
- QRコードの読み取り不良の可能性:QRコードを正確にスキャンできているか確認しましょう。
- インストールが失敗している原因の可能性:プロファイルのインストールに失敗した場合、再度インストールを試しましょう。
対応端末・機種の確認
「eSIMを使いたいのに使えない」という場合によくある勘違いが、そもそも端末がeSIMに対応していないというもの。
eSIMを購入する前に、端末がeSIM対応機種かどうかを、必ず確認しましょう。最新機種は基本的にeSIM対応が前提になっていますが、発売から数年以上経過した古い端末は非対応の可能性があります。
自分の端末がeSIMに対応しているかわからない場合は、スマートフォンメーカーやeSIMプロバイダ(eSIMサービスを提供している通信事業者)が提供している情報を確認したり、問い合わせてみたりしましょう。
● 関連記事:海外旅行用eSIMの主な対応機種と確認方法【iPhone・Android】
eSIMの正しい設定
eSIMを購入したものの、設定方法が複雑でインターネットに接続できないという声がまだまだ多いのが現状です。
悩む必要はありません。設定方法が一度わかってしまえば、思っていた以上に使い勝手がいいのがeSIMのいいところ。まずは、正しい設定方法を確認するようにしましょう。
● 関連記事:海外旅行用eSIMの設定方法をわかりやすく解説!【iPhone・Android】
インターネットを検索すると、「データローミングをすると高額請求される可能性がある」という情報があふれているため、データローミングはしてはいけないと勘違いされることがありますが、eSIMを海外で使うためには、データローミングはオンにするのが一般的です。(ただし、これに関しては、料金に関わってきますので、必ず購入したプランの案内を確認してください。)
● 関連記事:海外eSIMとデータローミングの関係性をわかりやすく!オン・オフの設定はどうする?
また、国内で使うeSIMではなくて、海外旅行用や海外出張用としてeSIMを使うときによくある質問が、eSIMはどのタイミングで切り替えたらいいのかというもの。
これはeSIMプロバイダによって案内が変わってくるんですが、設定のタイミングが原因でインターネットに繋がらなくなってしまうケースがあるようで、グロモバでは、現地に到着してからの設定を推奨しています。
● 関連記事:海外でのeSIM切り替えタイミングと切り替え方法!主回線はオフにする?
eSIMトラブルに関するよくある質問
「アクティベート中…」と表示されます
海外の回線に接続しようとしている状態です。eSIM自体は問題なく設定されていますので、安心して大丈夫です。
「アクティベート中…」という表示を解消するためには、以下を試してみましょう。
- データローミング:設定→SIM→利用するeSIMを選択→データローミングをON
- 機内モードのオン・オフを繰り返す
- 再起動を3回ほど試す
「モバイル通信プランは追加できません」「このコードはもう有効ではありません」と表示されます
一度eSIMを削除してしまった場合か、すでにeSIMのインストールが完了している場合に、「モバイル通信プランは追加できません」「このコードはもう有効ではありません」と表示されます。
「eSIMをアクティベートできません」と表示されます(1)
目的ではない回線に接続している可能性があります。
eSIM商品自体のエラーではないため、「OK」をタップして残りの設定を進めましょう。
なお、渡航先に到着する前に設定をしてしまうと、「eSIMをアクティベートできません」と表示されることがあります。設定は、現地到着後をおすすめします。
「eSIMをアクティベートできません」と表示されます(2)
「eSIMをアクティベートできません」のポップアップ画面に「キャンセル」「やり直す」の選択肢が出る場合は、以下が原因である可能性が考えられます。
- すでに端末にQRコードが設定されている:eSIMが追加されていないか確認しましょう。
- 端末がeSIMに非対応:eSIM対応端末か確認しましょう。
- 日本でeSIMをインストールした:現地到着後に、再度インストールを試みましょう。
APNの設定方法がわかりません
APNという名前は英語でアクセスポイント名を意味する「Access Point Name」の略称です。インターネット接続のための住所のようなもので、設定すると、回線を通じてインターネットに接続できるようになります。
アクセスポイント名は、通常自動で登録されますが、登録されていない場合は、次の手順にしたがって、アクセスポイント名を編集しましょう。(以下は、Androidでの編集方法です。)
- 設定アプリを開き、「ネットワークとインターネット」を選択します
- 「モバイルネットワーク」を選択します
- 「アクセスポイント名」を選択します
- 編集画面からAPNとユーザー名を編集します
eSIMが急に使えなくなりました
eSIMが急に使えなくなる原因としては、次のようなものが考えられます。
- 電波の到達範囲外にいる:場所を移動して電波の受信状況が良い場所に行きましょう。
- 使用期限が過ぎてしまった:eSIMプランを追加購入しましょう。
- 1日に使える容量の上限を超えたので低速化してしまった:翌日まで待つか、追加のデータ容量を購入しましょう。
- 端末が機内モードになっている:機内モードを「オフ」にしましょう。
- 端末の回線がeSIMではなく主回線に切り替わってしまった:モバイルデータ通信の回線がeSIMになっていることを確認しましょう。
また、これ以外にも、端末の影響でeSIMが使えなくなってしまうケースもまれにあるようです。解決策がわからない場合は、再起動を3回ほど試してみましょう。また、解決策が見いだせない場合は、カスタマーサポートに問い合わせると、起きている現象を確認しながら、適切な解決策を提案してくれるでしょう。
設定がうまくいかないのでeSIMを削除してもいいですか
eSIMは一度削除すると、修復することができません。自分で解決するのが難しい場合は、カスタマーサポートに問い合わせましょう。
おわりに
利用方法が難しそうに見えるeSIMですが、ネットワークと端末の対応状況を確認し、メーカーやプロバイダの公式手順通りに設定を行えば、誰でもeSIMを簡単に利用できます。一番つまずきやすいのは手順の間違いなので、細かいステップを確認しながら作業を進めましょう。
海外渡航時には、eSIMを利用するのがおすすめです。現地のSIMカードを買う手間が省け、帰国後も国内回線をそのまま使えるので便利です。
海外旅行や長期渡航で信頼できるeSIMサービスをお探しなら、グロモバeSIMがおすすめです。150以上の国と地域で高速データ通信が使えて、日本語サポートも可能です。設定などでわからないことがあればカスタマーサポートまでお気軽にご連絡ください。
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