海外eSIMで日本の電話番号は使える?現地電話番号や通話アプリの利用についても解説
2024年7月19日
2024年9月11日
海外旅行や出張の際、海外専用のeSIMの活用が便利です。海外eSIMを利用することで、海外でも現地の通信キャリアの回線を使えるようになります。
ただし、海外eSIMのeSIMサービスでは電話番号が付与されないため、日本の番号を維持したまま通話をするのは難しいかも!?
そこで、この記事では海外eSIMで日本の電話番号を使う方法や、その他の通話手段などを詳しく解説します。
海外eSIMとは?
現地の回線が利用可能
通称「海外eSIM」とは、海外での利用を想定したeSIMサービスです。
海外渡航時にeSIMプロファイル(eSIMを設定するのに必要な情報が詰まったデータ)をダウンロードするだけで、現地の通信キャリアにつながることができます。渡航先の回線を利用できるようになるため、通信料金の節約やネット環境の改善が期待できます。
海外eSIMの最大のメリットは、海外でも現地の回線を利用できることです。ふだん使っている日本のSIMでは高額なローミング料金が課されるため、海外渡航時には非常にコストがかさみます。しかし、eSIMなら渡航先の現地キャリアの通信網をお得に使えます。
特に、海外eSIMを使えば、現地の通信環境に合わせてデータ通信量の調整がしやすくなります。日本のSIMでは、渡航先の通信環境に合わせた最適化が難しい点がデメリットでしたが、eSIMならその心配がありません。
● 関連記事:海外eSIMとデータローミングの関係性をわかりやすく!オン・オフの設定はどうする?
海外eSIMの電話番号
一方で、海外eSIMを使っても日本で利用している電話番号をそのまま維持できるとは限りません。ほとんどのeSIMサービスでは電話番号そのものが付与されないためです。
電話番号を持たないeSIMでは通話機能は使えませんが、データ通信は可能です。
電話番号付きのeSIMサービス
一部のeSIMプロバイダーでは、電話番号付きのプランを用意しています。
このタイプのeSIMを利用すれば、発行された現地の電話番号を使って通話ができるようになります。料金プランによっては、日本から発信する場合と現地から発信する場合で、通話料金に差がつくこともあります。
電話番号付きのeSIMは、海外在住の方や海外出張が長期に渡る方には特におすすめです。現地の電話番号を取得することで、現地での業務連絡や緊急連絡が円滑になります。
一方、多くのeSIMサービスでは電話番号が付与されないプランが主流です。コストを抑えたい層や、短期間の海外渡航者向けのサービスが中心となっているためです。
通話は電話番号がなくても可能
「電話番号が付与されないから、通話がまったくできない」というわけではありません。通話アプリを活用すれば、現地の電話番号がなくても通話が可能になります。
たとえば、LINEやMessengerなどを使えば、電話番号を使うのと同じような感覚で通話をすることができます。すでに日本でも、電話番号は使わずにアプリで連絡を取り合っているという方も多いのではないでしょうか。
ただし、スマートフォンの標準の電話アプリを使った通話はできないため、ご注意ください。
おわりに
この記事で解説した通り、海外eSIMのタイプによっては電話番号の付与の有無がありますが、いずれの場合も通話アプリを利用すれば日本の電話番号を維持したままの通話が可能です。
海外旅行や出張でインターネットをストレスなく使いたい方は、ぜひeSIMを検討してみてください。お得にインターネットを利用できるだけでなく、必要に応じて通話も可能です。
特に、グロモバeSIMは、海外で快適にインターネットを使いたい層におすすめです。はじめての海外eSIM利用でも安心のサービスですので、グロモバeSIMをぜひご検討ください。
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