釜山・甘川文化村!星の王子さま、BTS、カフェ、行き方、所要時間など知りたい情報満載
韓国・釜山の観光スポットとして注目を集める甘川文化村。SNSでも「韓国のマチュピチュ」として話題になっている場所で、まるで絵本から飛び出してきたような、カラフルな家々が山の斜面に立ち並ぶ風景は、訪れる人々を魅了してやみません。
この記事では、甘川文化村の魅力をたっぷりとご紹介します。インスタ映えするフォトスポットや、人気のあるカフェ情報はもちろん、便利なアクセス方法まで、観光に役立つ情報を詳しくお届けします。
甘川文化村とは?
甘川文化村の歴史
甘川文化村は、朝鮮戦争時に北朝鮮から避難してきた人々が暮らし始めた場所です。当時は人々は非常に貧しい生活を送っていましたが、2009年に大きな転機を迎えます。
「夢を見る釜山のマチュピチュ」というプロジェクトがスタートし、アーティストたちの手によって、街全体がアートギャラリーへと生まれ変わったのです。
現在も多くの住民が暮らしており、生活の場として機能しています。そのため、観光客だけでなく、地元の人々の暮らしも垣間見ることができるのが魅力です。
観光スポットとしての特徴
甘川文化村の最大の特徴は、その独特な景観です。山の斜面に沿って建てられた家々は、まるで階段のように連なっています。それぞれの家が異なる色で塗られており、パステルカラーを基調とした街並みは、写真を撮る人々を魅了してやみません。
また、村のいたるところにアート作品が点在しているのも特徴です。地元アーティストや住民たちによって制作された壁画やオブジェは、街の新たなシンボルとなっています。
ベストシーズン
- 春(3月~5月): 穏やかな気候で観光に最適な時期です。周辺の桜並木も美しく、村全体がさらに華やかな雰囲気に包まれます。
- 夏(6月~8月): 早朝か夕方の観光がおすすめです。日中は気温が高くなるため、日傘や帽子、水分補給は必須です。夕暮れ時は、街全体が夕日に照らされ、幻想的な景色を楽しむことができます。
- 秋(9月~11月): 観光のベストシーズンです。気候が心地よく、澄んだ青空とカラフルな街並みのコントラストが美しい写真を撮影できます。
- 冬(12月~2月): 観光客が比較的少なく、ゆっくりと散策を楽しめます。ただし、坂道が多いため、足元の凍結には注意が必要です。
甘川文化村の魅力
カラフルな家々
甘川文化村の象徴とも言えるのが、パステルカラーで彩られた家々です。ピンク、ブルー、イエローなど、様々な色で塗られた建物が山の斜面に立ち並び、まるでレゴブロックを積み上げたような独特の景観を作り出しています。
写真を撮るなら晴れた日の午前中がおすすめ。太陽の位置が、建物の色を最も鮮やかに映し出してくれます。
壁画アート
甘川文化村を歩いていると、思わぬ場所に個性的な壁画が現れます。路地裏や階段、建物の側面など、いたるところにアートが施されており、まるで街全体が一つの大きなアートギャラリーのようです。
魚の形をした路地の壁画
大きな魚が泳いでいるような錯覚を起こす、ユニークな路地壁画。建物の壁に沿って描かれた魚の絵は、細部まで丁寧に描かれており、まるで海の中にいるような気分を味わえます。
BTSメンバーの壁画
K-POPファン必見のスポットが、BTSメンバーの壁画です。メンバーの特徴を捉えた芸術的な壁画は、ファンの間で有名で、聖地巡礼スポットとしても人気になっています。
星の王子さま
村の中心部には、サン=テグジュペリの名作『星の王子さま』をモチーフにしたオブジェが設置されています。王子さまとキツネのやさしい表情は、訪れる人々の心を和ませます。
ハヌルマル展望台からの絶景
村の最上部に位置するハヌルマル展望台は、甘川文化村を一望できる絶好のスポットです。カラフルな家々が階段状に並ぶ様子や、遠くには釜山の街並み、さらには海まで見渡すことができます。
おすすめのカフェ情報
甘川文化村には、カラフルな街並みを楽しめる魅力的なカフェが点在しています。
Coffee It House
韓国の伝統と現代が融合した雰囲気が魅力のCoffee It Houseは、写真スポットとしても多くの観光客を魅了しています。建物自体がフォトジェニックな佇まいで、カフェの外観を背景にした写真撮影も人気です。
店内では韓服のレンタルサービスも提供していて、伝統衣装に身を包んで韓国らしい雰囲気たっぷりの思い出の一枚を残すことができます。
窓際の席からは絵になる街並みが一望でき、ベジタリアンやビーガン向けのメニューも用意された、カジュアルで居心地の良い空間となっています。
Avant Garde Cafe
甘川文化村の入口近くに位置するAvant Garde Cafeは、絶景とスイーツを同時に楽しめる人気店です。
2階からは村全体を見渡すことができ、特にテラス席からの眺めは格別です。フランス風のデザートが評判で、広々とした店内でゆっくりと休憩することができます。開放的な雰囲気の中、甘川文化村の景色を眺めながらのカフェタイムは、観光の素敵な思い出となることでしょう。
朝は比較的空いていて、爽やかな光の中で景色を楽しめます。また夕暮れ時には、夕陽に染まる街並みを眺められる特等席となります。
甘川文化村観光の所要時間
甘川文化村は、見どころが豊富な観光スポットです。目的に合わせて時間配分をするのがおすすめです。
基本的な所要時間:2~3時間
- 村の主要なスポットを巡り、写真を撮る程度の時間です。
- 初めて訪れる方や、時間に限りがある方におすすめです。
ゆっくり観光したい場合:4~5時間
- 各スポットでゆっくりと時間をかけ、カフェで休憩したり、路地裏を探検したりする時間もたっぷり取れます。
- 甘川文化村の雰囲気をじっくり味わいたい方におすすめです。
甘川文化村観光の注意点
甘川文化村は観光地として人気を集めていますが、地域の方々の生活の場でもあります。静かで落ち着いた雰囲気を保つため、観光の際は大きな声での会話を控えめにすることが大切です。また、写真撮影に夢中になりすぎて、住民の方々のプライバシーを侵害してしまうことのないよう、十分に配慮しましょう。
地形的な特徴としては、村内には急な坂道が多く存在します。階段状に家々が立ち並ぶ美しい景観を作り出している一方で、観光客にとっては体力的な負担となることもあります。快適に観光を楽しむためにも、歩きやすい靴での来村をおすすめします。
甘川文化村のアクセス方法
甘川文化村へは、釜山駅やチャガルチ駅から行くことができます。
バスでの行き方
釜山駅から:
- 「釜山駅」バス停で乗車し、「甘川小学校」バス停で下車
- 所要時間:約30分
チャガルチ駅から:
- 「チャガルチ」バス停で乗車し、「甘川小学校」バス停で下車
- 所要時間:約20分
タクシーでの行き方
タクシーの手配方法:
- スマートフォンのタクシー配車アプリ(Kakao Tなど)が便利です。
- ホテルのフロントに依頼することもできます。
- タクシー乗り場から乗車する場合は、「甘川文化村」と告げましょう。
運転手さんへの伝え方:
- 「甘川文化村まで行ってください」は、韓国語では감천문화마을 가주세요(カムチョンムナマウル カジュセヨ)と発音します。
- 発音が不安な場合は、漢字で「甘川文化村」と書いて見せるのも一つの方法です。
甘川文化村で使える韓国語フレーズ
甘川文化村の読み方
甘川文化村は、韓国語では감천문화마을(カムチョンムナマウル)といいます。次の単語が組み合わさった読み方です。
- 甘川:감천(カムチョン)
- 文化:문화(ムナ)
- 村:마을(マウル)
観光に便利なフレーズ
甘川文化村での観光に使える韓国語をいくつか知っておくと、いざというときに役立ちます。
- 展望台はどこですか?:전망대가 어디예요?(チョンマンデガ オディエヨ?)
- 星の王子さまはどこですか?어린 왕자는 어디에 있어요?(オリン ワンジャヌン オディエ イッソヨ?)
- BTSの壁画はどこですか?:BTS 벽화는 어디에 있어요?(BTS ピョクファヌン オディエ イッソヨ?)
おわりに
山の斜面に広がる虹色の街並み、路地裏に隠れた芸術的な壁画、そして何気ない日常を切り取った写真スポット。甘川文化村は、まさに「発見」に満ちた特別な場所です。
路地裏から聞こえる子どもたちの笑い声、カフェから漂うコーヒーの香り、展望台から眺める夕暮れの空。あなただけのお気に入りを探す旅に出かけましょう。
旅の思い出づくりをより豊かにするために、インターネット環境も万全に。地図アプリで効率的に観光スポットを巡ったり、現地の最新情報をチェックしたり、カフェのメニューを翻訳アプリで確認したり、素敵な写真をすぐにSNSでシェアしたり。ポケットWiFiやeSIMがあれば、そんな快適な旅を実現できます。
1.返却は帰国日翌日までの消印有効となり翌日の消印を過ぎますと延滞料金がかかります。
2.韓国、タイなど一部商品は割引適用外となります。
3.受取方法や送付先によっては前日14時のお申込ではご用意できない場合もございます。
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